3Kの介護職
「介護報酬の低下」は「診療報酬」の「増大」とつながる。
汚い,きつい,臭いそして在宅では自分の家を城とする主人公が利用者及び家族であるため 介護職は飼われた猫のような状況である上利用者の意見を重要視するが故に介護職に精神的圧力(施設では施設が主人公に近いからこの部分は少ない)がある。この中で就労する介護職は減ってくる。その上少子化と言う逆風に反比例して利用者が増える。こんな状況でありながら介護職は待遇が悪く給料も低い.訪問介護で介護員が生計を立てることは困難である。デリバリ−の仕事は単なるパ−トで小遣い稼ぎ程度の収入しか得られない程安定性が希薄である。今後ますます介護報酬は減る方向にあるだろう。当然ながら働き手は減る。そうすれば、利用者に対するサ−ビスの質は低下する。施設も同じく介護職の環境や待遇の悪化により人出不足から介護の質が低下する「手抜き」。その結果何が起こるか。 緊急入院者が増える。緊急時の医療費が膨大に増える。つまり「介護職の待遇の悪化」イコ−ル「介護報酬の低下」は「診療報酬」の「増大」とつながる。 「利用者の増加の割には介護職の待遇が悪く生計が立て難いためこの職に就労する人が減る。その上ますます少子化で働き手を獲得しにくくなる」このことについて介護の動向と介護報酬改定にどんな結びつきがあるか知りたい。 介護職の待遇悪化は医療報酬の増大 医業は人々に瞬発力で派手 見映え 威厳を示す。 介護は人々に持続力で地味 平凡 謙虚を示す。 人命尊重は同じでも記憶に留める時に大きな衝撃が生じる。
H26.3.14
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