静止体は形のあるもの、動体は形のないもの
(1)形の無いものに目を向ける
静止体は動体が機能して初めて効果を発揮する。静止体は動体の満足を満たすため製作される。静止体に動体が行動を起こしてこそ、その効果が表れると同時に動体を満足させられる。
例えば私たちが居住する建物は壁や屋根があり、部屋には電化された製品が整備されている。これは静止体だ。この中に住む人が動体となり与えられた電化製品を操作してその静止体に満足する。
これも動体である人がいるからだ。またパソコンを例に挙げてみる。このパソコンは静止体だ。これを操作する人がいなければ死物化する。たとえ操作出来るとしてもその能力、技量によっては効果が半減してまう。
どんなに静止体が最高品であろうともそれらを動かす動体の力、能力、技量等にとって静止体の価値は失うものだ。この静止体にテレビ,携帯電話、自動車等をあてはめてもおなじことが言える。
H23.06.15
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