奮いたて一人ぽっち・60歳過ぎてから家を建てる
(1)核家族の進行
核家族と言われてから、時代がますます変化し、今は核家族そのものが、一人ぽっちの世の中に変化してしまった。
高齢となり、夫婦のどちらかが、一人に残されるのは生命上、止むを得ないかもしれないが、若者までが「ぽっち」になるとは考えもしなかった。
若い頃には自分の家を建てることに奔走し、他を見向きもしないで持家に夢と希望を持って邁進してきました。
誰が言ったのか「一人前なら自分の家を持て」を信じて、介護の職について30年が過ぎた。各家庭では、若い頃働いた成果が実り、多くの方々が持家に安住されている。この持家は、自己コントロール出来る機能を整えた建物であり、社会的に自尊心を高揚させる手段でもあった。子供、妻、夫に希望と夢を生み出す源泉でもあった。
H28.09.15
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