ふれあいの友コラム

第四章

(1)高齢に限らず人が望むものは

1.健康である 2.寄り添える人がそばにいる 3.目標を持てる

ここでいう寄り添える人とは、就労年齢時代の寄り添える人、重石なり強い人である。これにしっかり押し付けられていることにより、独占、疎外感、向上心、きっかけ、意欲等を支えている。これなどが目標を与えてくれる。

だが、この競争という重石(重圧)がとれた年代(定年等)になるとこれらの重石(重圧がとって代わるものがなければ身軽さ)が他人をいたわる心、愛情、そして自分を守る(今まで攻撃が自分に安心感を与えていた)ものが「健康」「寄り添える人」が重しにとって代わるのです。

攻撃から守勢に転じる。競争にとって代わる「寄り添える人」であり、建物ではありません。この人(接客要因=介護人)がサービスの主流と変わるのです。つまり寄り添える人こそがサービスの質を左右してきます。

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