働き盛りに買ってはいけないマイホーム
(6)居場所とは全くかけ離れた居場所
自宅を見渡すと、そこは容積の小さな構成から出来ている建物である。若年時に就労を終えて、体を休める程度の居場所であるため、自力で建物の道具を操作する人が居て始めて機能するように構成されている。
従がって自力で操作出来なくなった時には、もうこの建物は人が住み機能を発揮出来る状態にはない。高額で購入したマイホームは、数十年後、高齢者には無能力そのものである。
大切な宝物(マイホーム)を捨て別の居場所を探さねばならなくなる。
結婚、子育て、果てにはマイホームという構図に踊らされ、汗水流し必死にたどり着いた先は、自分で苦労して作り上げた居場所とは全くかけ離れた居場所へ行くことになる。