ふれあいの友コラム

静止体は形のあるもの、動体は形のないもの

(5)介護員のカラ−作りに主眼を置く

人手はカラ−を作り上げる。従ってカラ−を作るにはグル−プの人員を少なくしなければならない。

1)多勢だと経営者の意思が通じにくくなる。
2)利益を出せば介護を受ける人は、手薄く介護をうけることになる。
3)静止体に静止体が対応すれば互いに機能を果たさない。
4)規模の経済性にて利用者を増やせば消費者は損をする。
5)経営者の考え方が社内のカラー作りになる。
6)それには小人数で無ければならない。静止体に静止体が対応して何のかちも発揮しない。
7)人手は人柄を商品にする。やさしい、親切、面倒見が良いという人間の内面的なものを金で売買する。
8)この商品は秒単位で品質が変化すると言う品質の良い悪いの激しい商品だ。
9)正札商品は教科書どうり授業なり、勉強している平常心のときである。

これがいったん現場に出てさまざまな環境に出くわすととたんに品質が様変わりする。 限られたノルマをこなすだけならなんら計画に沿って進められる。しかし人間の生理現象、感情、いつも一人で居る。 いや周りに人がいても話せる時間などとられていないため利用者は話せない。 声をかけると「あなただけではないのよ。少しお待ちください。」決まりきった答えしか返ってこない。

この様変わりする条件は、相対する利用者の態度、言葉、上司のそれ等,同りよう、後輩等によっていくらでも代わる。

H23.10.14

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