（６）資格は包装紙であり、ユニフォ−ムにすぎない。

資格を与える指導者、学校の先生も授業している間は平常心だから正札の商品が先生にも生徒にも与えられる。 資格は正札の商品だ。あくまでも包装紙でありユニホ−ムだ。 教科書に書いてある傾聴の姿勢、尊厳の精神等は平常心からくる正札の商品だ。 しかし授業中に、生徒が先生の講義も聞こうとせず、騒ぎ出す。 私語を連発する等の状況にいたれば、先生は怒り出し大声で注意するだろう。 もうこの時は、平常心から外れた正札とうりの商品構成ではない。 これらのことが現場では常に起こっている。頭ではわかっいては居るが行動に移せない。 誰しも人間であれば、経験することだ。これが介護の現場で正札の商品が実現しにくい理由だ。

H23.11.14