ふれあいの友コラム

私は何なの

(2)幼児と高齢者の共通点と相違点

何か生まれてきた赤ちゃんの姿と似たような立場になるように考えられる。赤ちゃんは、何故ここにいるの、何をするの、と考えられるとしたなら、まさしく「私は何なの」そのものである。

しかし、大きな違いがある。(介護は育児の極意だ。この意味は後に説明する。)育児は「私は何なの」と言う塊の中に隠されている芽を周りの環境で芽に刺激を与え、隠されている芽を一つ一つ外へ出るよう養育する。この「私は何なの」これが幼児であり高齢者の一部役割分担を失った人達もある。「私は何なの」と言う生命体、塊は、幼児は希望に満ちた、輝く宝物である。しかし、同じ言葉であっても幼児か、高齢者によって、大きな差がある。芽を引き出すために努力する周囲の積極的エネルギ−の配慮に差が出る。「私は何なの」の生命体に力を貸すエネルギ−の差を除けば幼児も高齢者も違いはない。

H26.7.14

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