ふれあいの友コラム

働けなくなったとき、高齢になったとき

(4)高齢者には不向きなマイホーム〜その2

60〜70歳過ぎてその年齢にあった家を作り出す。さすれば住み慣れた住宅にて他人の力を借りて生活が持続する。日本の高度成長とともに、職場対応や核家族の結果、それぞれ家族は夫婦か夫婦と子供と世帯単位が細かく分断されてしまった。少ない世帯に住む家の容積も小さくて済む。つまり身軽な家の容積で経済的負担の少ない利便性があって、私たちはほとんどが、小さな容積となった家へと向かっていった。

家族の主人公は、子育て、教育のための学費、マイホーム購入、立身出世、遊興と経済的支払、多大な労力を払って定年になり、または病気にて就労の道をとだされた。自宅を見渡すと、そこは容積の小さな構成からできている建物が残されている。

H27.3.16

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